食欲抑制剤（サノレックス）とは？効果・メカニズムと副作用についても解説

最終更新日： 2025/08/14

公開日： 2025/07/02

渋しめナース

こんにちは！
看護師のぽよ子です。

「つい食べすぎてしまう」
「間食がやめられない」など、
食欲のコントロールに悩んでいる人は
多いですよね。

そんな方に向けて、
今回は医師が処方する
日本唯一の「食欲抑制剤」
サノレックス（マジンドール）
について、
わかりやすくまとめてみました！

💊 サノレックスとは？

【日本で唯一の食欲抑制剤】

サノレックスは、
脳の食欲中枢に作用して
“食べたい”気持ちを静める薬です。
医師による処方が必要で、
市販やネット購入はできません。

✅ サノレックスのポイント

・日本で唯一、
厚生労働省に認可された食欲抑制剤
・本来は肥満症の治療を目的に使用される
・美容目的では保険適用外（自由診療）
・通販、個人輸入は違法＆危険！

✅ サノレックスの効果

① 食欲が自然に落ち着く

「なんとなく間食してしまう」
「満腹でもおかわりしてしまう」
そんな “つい食べすぎ” が自然と減り、
「今までなら絶対お菓子食べてたのに、
気づいたら食べてなかった！」
という声も！

② 体重が減りやすくなる

食事量が減ることで、摂取カロリーが減り、
体重も1〜2週間後からじわじわと減少
しはじめます。

📉 減量の目安（※個人差あり）
1ヶ月：3〜5kg減
3ヶ月：最大8kg前後のケースも

③ 代謝も少しアップ

交感神経を刺激して、
体温上昇＆熱を作り出す効果もあるため、
「ちょっとポカポカする」
と感じる方もいます。

ただしこれは、
運動や食事管理とセットで活きる効果です。

「ちょっと痩せた」という実感が出ると、
運動や食事改善へのモチベーションも上がり、
前向きなダイエットサイクルが
生まれやすくなりますね✨

⏰ サノレックスの効果が出るまでの期間は？

🕐 サノレックスの飲み方と服用期間は？

・基本は1日1回（昼食前）に0.5mg
・医師の判断で最大1日3回まで可
・使用期間は最長で3ヶ月まで（長期使用不可）

⚠️ サノレックスの副作用と注意点は？

よくある副作用
口が乾く、便秘、寝つきが悪くなる（不眠）、
動悸、ドキドキ感

体質に合わないと感じた場合は、
処方した医師に相談してください。

❌ 使用できない人・注意が必要な人は？

サノレックスは高度肥満（BMI高め）
の方を対象とした薬です。
以下の方は、使用不可及び注意が必要です。

・妊婦さん・授乳中の方
・高血圧・心臓病をお持ちの方
・精神疾患の治療中の方（薬との併用不可）

💰 サノレックスの価格・購入方法は？

入手方法：

・医師の診察が必要（病院・クリニックで処方）
・市販・ネット通販・個人輸入は危険です

価格の目安（自由診療の場合）：

・1ヶ月あたり：約1万〜1万5千円
　※病院によって異なりますので事前確認を！

保険適用となる条件：

・BMIが35以上、肥満度70%以上の場合
・主に肥満外来や糖尿病内科の専門外来で処方
・食事療法、運動療法の補助療法として処方

🌱 このような方にお勧めです！

・食欲をどうしても我慢できない
・間食や夜食の習慣を断ちたい
・ダイエットのきっかけがほしい
・医師の管理下で安全に始めたい

🌟 まとめです！

サノレックスは“痩せるリズム”を作る
ダイエットサポート薬です。

「ダイエットしたいけど、食欲だけが
どうしてもコントロールできない」

そういう方にとってサノレックスは
「リズムを整える補助ツール」
になってくれます。

もちろん薬に頼り切らずに、
食事・運動とあわせて、
短期集中で服用するのが理想です。

サノレックスが気になる方は、
カウンセリングだけでもいらしてください！
医師に相談してみてくださいね😊

渋谷シーズメディカルクリニックでは、
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